マーセッド・カレッジで実施されている夏期講習プログラムでは、4日間授業制が採用されており、金曜日には授業がお休みとなります。
この日は大学の先生方やホストファミリーの皆さんが中心となり、生徒たちのために心温まる特別プログラムを企画してくださいました。
一週間の英語漬けの学習を終えた生徒たちは、学びを続けながらもリラックスしたひとときを過ごしました。

午前中は通常のESLクラスに加えて、特別なクラフト活動が行われました。生徒一人ひとりに配られた小さな木製のバードハウスに、それぞれの個性を表すデザインで色を塗り、自分だけの作品を完成させました。月曜日には、作品の紹介とともに「デザインに込めた思い」や「滞在を通して学んだこと」を英語で発表する予定です。

午後には、ホストファミリーの一人であるヴァネッサ・ストレッチ博士によるキャンドル作りのワークショップが開催されました。生徒たちは「古本」「シナモンクッキー」「アップルサイダー」など秋らしい香りを選び、ハロウィンの音楽とアメリカのお菓子を楽しみながら、思い思いのキャンドルを作成しました。
創作の時間を通して、英語でのコミュニケーションも一層活発に行われました。

週末には、多くの生徒がホストファミリーとともに小旅行や家族行事に参加し、カリフォルニア各地を訪れています。
こうした週末の時間は、アメリカの家庭生活を体験し、自然な英会話を実践しながら、温かい絆を築く貴重な機会となっています。
生徒たちはそれぞれの家庭で自立心と感謝の気持ちを大切に過ごしており、その成長の様子に私たちも大きな喜びを感じています。

月曜日には、たくさんの思い出とともにリフレッシュした笑顔で、新しい一週間の授業に臨むことでしょう。