１０月２７日（月）、本校の留学プログラムに参加している学生たちは、アメリカ・カリフォルニア州マーセッド市でそれぞれ充実した学習活動を行いました。

午前中、グループAはマーセッド・カレッジの学生に向けて日本文化のプレゼンテーションを行い、茶道や折り紙、祭りなどについて紹介しました。発表後には現地の学生との交流もあり、英語でのコミュニケーションを通して互いの文化理解を深めました。

グループBは、マーセッド・カレッジで「アメリカ史」と「コミュニケーション」の授業に参加しました。アメリカの高校や大学での授業スタイルを体験し、積極的にディスカッションにも挑戦しました。

一方、グループCは近隣のカリフォルニア大学マーセッド校（UC Merced）を訪問し、キャンパスツアーに参加しました。UCマーセッドは、工学、自然科学、人文学、芸術など幅広い分野で知られる公立4年制大学です。
学生たちは工学部の建物を見学し、5年目の工学専攻の学生ガイドから施設や研究内容、キャンパスライフについて詳しい説明を受けました。英語でのガイドでしたが、皆集中して聞き取り、大学生活や学問への理解を深めることができました。

ツアー後には、UCマーセッドの3名の大学生とのディスカッションも行われました。学生たちは、教授や仲間とのネットワーキングの大切さ、学びの多様性、将来のキャリア形成などについて積極的に質問し、有意義な意見交換の時間となりました。

午後のESLクラスでは、自分で作成したバードハウスについて1分間の英語プレゼンテーションを行いました。作品紹介を通じてスピーキングスキルを磨いた後には、クラス全員で楽しいダンスアクティビティにも取り組み、笑顔あふれるひとときを過ごしました。

今回の体験を通して、学生たちは自分の将来や進学についてより深く考えるきっかけを得るとともに、自分の目標に合った大学を選ぶことの大切さを実感しました。異文化理解と学びの意欲をさらに高める貴重な一日となりました。