8月24日から、本校の生徒2名が本校の姉妹校の１つであるタイの Regent’s International School Bangkok 訪問し、3週間の留学に参加しています。
Regent’s International School では英国式のインターナショナルスクールで、国際バカロレア（IB）プログラムを実施しており、本校とは10年近く姉妹校提携を結んでいます。今回の留学も、その交流の一環として行われています。

この日はComputer Science や Global Perspectives、Business Studies など、日本の学校ではなかなか体験できない新しい学びに挑戦しました。

中でもBusiness Studiesの授業では、グループごとに実在する企業を一つ選び、その会社のPRキャンペーンを企画する活動が行われました。生徒たちは動画を作ったり企画書をまとめたりと、本格的な課題に挑戦。町のビルに掲示する広告をイメージしてアイデアを出すなど、バディに助けてもらいながらも積極的に取り組む姿が印象的でした。

また、授業を担当する先生方それぞれが独自の工夫を凝らしており、その個性的なスタイルに触れることも新鮮な体験となっています。生徒たちは戸惑うどころか、むしろ楽しそうに授業に参加しており、新しい学び方を前向きに受け入れている様子が伝わってきました。

一方で、生物の授業ではこれまで学んだことのある内容も扱われていたため、理解を深めながら集中して授業に臨む姿も見られました。慣れない環境の中でも、知識の土台がある分、自信を持って取り組めているようです。

昼食の時間には、バディや友人たちと笑顔で会話を弾ませながら食事を楽しむ姿もあり、和やかな雰囲気に包まれていました。学びの時間だけでなく生活の中でも少しずつ打ち解け、学校生活に溶け込んでいる様子が感じられます。

新しい挑戦と温かな交流を重ねながら、一歩ずつ成長していく生徒たちの姿がとても頼もしく映った一日でした。