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ブータン首相とお会いしました
2013.08.19
本校と姉妹校提携をしているブータン唯一の女子校UTPALに、本校教員2名が約2週間研修に行ってきました。
滞在中はUTPALの生徒に日本語の授業や茶道を行いました。どの生徒も好奇心旺盛で授業中だけでなく、校内で会った時も積極的に質問をしたり、話しかけてくれたりくれました。
ブータンの古都であるプナカにある、プナカ・ゾンに訪問しました。「ゾン」とは各県の県庁として使われているかつての要塞で、現在は行政機能と寺院を兼ね備えています。
プナカ・ゾンの見学が終わって戻ろうとした時、つい先日新しく首相に就任されたツェリン・トブゲ首相と偶然お会いすることが出来ました。ブータンは立憲君主制で、議会は上院・下院の二院制で行われており、今年7月の総選挙で野党である国民民主党の党首ツェリン・トブゲ氏が新首相となりました。
本校がブータンの学校と姉妹校提携していることやこれから両校生徒の交流を行っていくことについて、お話することが出来ました。本校にも興味をもって頂き、後日本校のパンフレットもお渡しさせて頂きました。さらに、最後には一緒に写真をとって頂きました。
ブータンでの生活は日本のように便利ではないですが、雄大な自然や仏教文化の中で人と人とのつながりを大切にしていて、物質的な豊かさではなく心の豊かさをとても感じました。
今後、両校の生徒が交流する機会をつくり、お互いの文化や習慣、価値観を理解しあい、広い視野から物事を考えられる国際理解力のある生徒を育めるようにしていきます。